2011年2月12日土曜日

酷暑もなんの?“妊?か月”豊田エリー、お腹の子は 「すくすく元気?

 タレントの石田純一とモデルの豊田エリーが4日、都内で行われた『真夏の節分 イオンの恵方巻』発表会にゲストとして出席した。妊娠7か月でお腹もかなりふっくらしてきた豊田は「すくすく元気に。私が楽しい気分の時は動くんですけど、イベント中も動いてました」とすっかりママの顔。夫で俳優?柳楽優弥も「喜んでくれるし、気遣ってくれます」とにこやかに報告し「生まれるまでに手作りの靴下とか作りたい」と声を弾ませた。

【写真】6月、夫婦揃って出席したイベントで“パパの顔”をのぞかせた柳楽優弥

 節分は、一般的に立春の前日の2月3日が有名だが、本来は年に4回ある季節の分かれ目を指すとあって、発表会では、それぞれ願いを込めて石田と豊田は恵方巻をガブリ。豊田は「今年11月に出産予定なので、ただただ元気な赤ちゃんが生まれるように祈りました」とニッコリ。一方、石田は「ただひたすら、赤ちゃんができますように」と妻で女子プロゴルファーの東尾理子との子を熱望。「予定だともうちょっと早くにできてもよかったけど、できないんですよ?」とコウノトリが待ちきれない様子だった。

 また5年後、20年後の願い事を聞かれると豊田は「今1番興味があるのは演技。5年後は女優業をやってみたい。(20年後は)生まれる子供が手を離れる時期なので、夫婦で世界一周したい」と青写真を描いていた。

 石田は5年後の目標に「アカデミー賞」と掲げ「映画を撮りたいと思っているので。21歳の時にアメリカに渡った時から、あの舞台に立ちたい思ってた」と、鼻息荒く夢を語るも「20年後は…ただ生きていたい!」と嘆きながら語り、笑いを誘っていた。

 5月の立夏前日、8月の立秋前日。11月の立冬前日も「節分」ということで、このたびイオンが家族のスタミナ倍増を目的に8月に全国で恵方巻を販売。「上太巻」「海鮮太巻」といった定番から「タスマニアハンバーグ太巻」「肉巻」、カレー専門店チェーン『カレーハウスCoCo壱番屋』が監修した「カレーコロッケ太巻」や「ヒレカツクリームロール」といった変り種など、全12種類を8月5日(木)から発売する。


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引用元:宮崎市歯科の総合情報サイト

2011年2月8日火曜日

「AION」似顔キャラクタースクリーンショットコンテスト











The Tower of AION
配信元エヌ?シー?ジャパン配信日2009/06/19

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

タワー オブ アイオン 似顔キャラクターのスクリーンショットコンテストを開催

?誰もが知っていそうなキャラクターたちの、ありえない夢の共演!??


現在クローズドベータテスト中のPC向けオンラインゲーム「The Tower of AION(以下、タワー オブ アイオン)」を運営するエヌ?シー?ジャパン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:Park, Sung Jun(パク ソンジュン))は、2009年6月19日(金)?2009年6月28日(日)の期間、「ありえない2SHOT?史上最大のキャラメイクプロジェクト?」を開催いたします。










当コンテストは、誰もが知っているような人物の似顔キャラクターを作成し、似顔キャラクター同士のツーショットを撮影して「タワー オブ アイオン」公式サイトのイメージ掲示板に投稿していただくというものです。なお、ツーショットのため二人一組のご応募となります。



投稿していただいたスクリーンショットは厳正な審査を行い、応募者のなかから3組6名のユーザーに、「スワロフスキー製クリスタル使用オリジナルUSBメモリ(8G)」をプレゼントいたします。











■スクリーンショットコンテストについて

【名称】

ありえない2SHOT?史上最大のキャラメイクプロジェクト?



【期間】

2009年6月19日(金)午後4時?2009年6月28日(日)午後11時



【概要】

誰もが知っているような人物の似顔キャラクターによる、「ありえない!」と思わせるツーショットを撮影し、「タワー オブ アイオン」公式サイトのイメージ掲示板に投稿することで、コンテストに参加できます。



【結果発表】

2009年7月6日(月)に「タワー オブ アイオン」公式サイトにて行います。



【賞品】

スワロフスキー製クリスタル使用オリジナルUSBメモリ(8G) 3組6名











【注意事項】

?投稿の際はタイトルの先頭に【2S】をつけてください。

?キャラクター名はかならず削除してから掲載してください。

?投稿時、本文にはスクリーンショットに写っている参加者2人のplayncニックネームを記載してください(playncニックネームが記載されていない場合は審査対象外となります)。



【特設サイト】

http://aion.plaync.jp/event/eventView?eventID=10

引用元:RMT ワイアード リアルマネートレード総合サイト

2011年2月5日土曜日

ソニーの“テレパソ”はどこまで進化したか?――「VAIO J」徹底検?

ソニーの「VAIO J」シリーズは、同社が「ボードPC」と呼ぶように、スリムで省スペースなボディを特徴とする液晶ディスプレイ一体型のデスクトップPCだ。デスクトップ型VAIOの中では、最も売れ筋の主力製品に位置付けられている。

【拡大画像や他の画像】 【表:ベンチマークテスト結果】

 フルモデルチェンジを果たした2010年夏モデルでは、ボディデザインや内部アーキテクチャを一新し、液晶ディスプレイを従来の20.1型ワイド(1680×1050ドット)から21.5型ワイド(1920×1080ドット)へ大型化?高解像度化するとともに、上位機種にタッチパネルや3波デジタル放送対応のダブルテレビチューナー/ダブルAVCトランスコーダーを付加するなど、仕様を大幅に強化した。

 製品ラインアップは、購入時に各スペックのカスタマイズが可能なソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルと、店頭販売向けの標準仕様モデルが用意されている。今回は、PC+フルHD液晶テレビ+Blu-ray Discレコーダーという1台3役で利用できる標準仕様モデルの最上位機「VPCJ119FJ/B」を入手したので、その仕上がりをチェックしていこう。

●VAIOらしい洗練されたボディデザイン

 ボディデザインは従来のカジュアルなイメージから、上位シリーズにあたる「VAIO L」に近い、シックなイメージに変更された。シャープなラインで構成されたブラックのフレームの中に液晶ディスプレイと一体化したボディをすっきりと収めた「ループデザイン」となっており、見た目は小型の液晶テレビを思わせる。

 本体を支えるスタンドはフォトフレームのように背面から支えるだけのシンプルな構造で、液晶下部には未使用時にキーボードを置ける空間が用意されており、独特の存在感を醸し出している。シンプルながらVAIOシリーズらしい、洗練された仕上がりだ。

 スタンドにはボディを上30度/下8度に傾けられるチルト機構があるため、画面の角度を見やすいように調整できる。ボディサイズは、スタンド最小傾斜時で525(幅)×185(奥行き)×398(高さ)ミリ、最大傾斜時で525(幅)×310(奥行き)×366(高さ)ミリだ。単体の21.5型ワイド液晶ディスプレイとほとんど変わらない感覚で設置でき、省スペース性に不満はない。

 電源ユニットは本体に内蔵しておらず、ACアダプタで動作する。付属のワンタッチボタン付きキーボードとホイール付きレーザーマウスはともにワイヤレス(デジタル無線)で、テレビ機能などの操作用にリモコンも付属している。ネットワークの接続に無線LANを利用すれば、ケーブルの接続が必須なのはACアダプタとテレビアンテナだけで済み、すっきり配線できるほか、少し離れた位置からでもスマートに利用できる。

●豊富なカラバリとキーボードウェアを用意

 6つのカラーバリエーションにも注目したい。液晶フレームのカラーは、評価機のブラックのほかにホワイトも用意されている。この2色はいずれもツヤのある光沢塗装だ。直販のVAIOオーナーメードモデルでは、標準仕様モデルのミドルレンジ機が採用する非光沢のマットブラック、マットホワイト、ピンクのほか、限定色のブラウンも選べる。

 また、ソニースタイルでは付属のワイヤレスキーボード用として、ブラック、ホワイト、ピンクの極薄キーボードカバー「キーボードウェア」を用意している。キーボードウェアは厚さ0.3ミリのシリコン製で、キーボードにぴったり密着し、表面にキー刻印もあるため、見た目にカバーを付けているように感じないのが特徴だ。同色のワイヤレスマウスも販売されており、本体とのカラーコーディネートを楽しめる。

●モバイル向けプラットフォームで省スペース?省エネに配慮

 PCの基本システムには、インテルのモバイル向けプラットフォームを採用している。液晶一体型の省スペースボディではいかに放熱をスムースに行うかがカギとなるが、VAIO Jでは低消費電力で発熱の低いモバイル向けのCPUとチップセット、メモリを利用することでその問題をクリアしている。一方、比較的発熱の差が少ないHDDはデスクトップPC向けの3.5インチHDDを搭載し、高速?大容量とリーズナブルなコストを両立させている。

 CPUはCore i5-450M(2.4GHz/最大2.66GHz)を搭載している。1コアにつき2スレッドを取り込んで同時に処理するHyper-Threadingに対応しており、2コア4スレッドの同時実行が可能だ。また、高負荷時に安全な範囲で動作クロックを上昇させるTurbo Boost Technology、省電力機能のEIST(Enhanced Intel Speedstep Technology)も備える。必要なときだけ動作クロックを上げて高速に処理し、アイドル時や低負荷時は逆に動作クロックと電圧を下げて消費電力を節約する仕組みとなっている。

 チップセットはIntel HM55 Expressを採用。グラフィックス機能にはCPUのCore i5-450Mが内蔵するIntel HD Graphicsを利用する。3Dグラフィックス性能は高くないものの、HD動画の再生支援機能を内蔵しており、Windows 7標準のWindows Media Centerなどで快適にHD動画の再生を楽しめるのが特徴だ。

 メインメモリにはPC3-8500 SO-DIMMを4Gバイト(2Gバイト×2)搭載している。データストレージには、3.5インチのSerial ATA対応HDD(回転速度7200rpm)を内蔵しており、容量は1Tバイトと大容量だ。光学ドライブは、1層BD-Rに最大6倍速、2層BD-Rに最大4倍速、1層/2層BD-REに最大2倍速で書き込めるBD-REドライブをボディ右側面に搭載している。

●使いやすい配置のカードスロット/端子類

 端子類の多くは左側面に集中しており、上からメモリースティックデュオスロット(PRO-HG/マジックゲート対応)、SDメモリーカードスロット(SDHC対応)、IEEE1394a(4ピン)、USB 2.0×2、ヘッドフォン出力、マイク入力を装備する。右側面のBD-REドライブの奥には、B-CASカードスロットがあるのみだ。

 背面には、ACアダプタ接続用のDC入力、テレビアンテナ入力×2(地デジ、BS/110度CS)、USB 2.0×2、有線LAN(1000BASE-T)といった、ケーブルを常時接続しておくことが多い端子類をまとめている。こうした配置の工夫により、メモリカードや各種ケーブルの着脱といった使い勝手は良好だ。

 内蔵ステレオスピーカーは液晶ディスプレイ部の下にあるが、音がこもらずに左右に広がって聞こえるように音を補正している。ステレオスピーカーで包囲感のあるサラウンドサウンドを再現する技術の「Dolby Home Theater v3」も備えており、このクラスの液晶一体型PCとしては満足できるサウンドが味わえる。

 通信機能としては、1000BASE-Tの有線LANのほか、IEEE802.11b/g/nの無線LAN機能を内蔵するが、Bluetooth機能は省かれている。また、液晶フレームの上部には有効約31万画素のWebカメラ(MOTION EYE)も装備する。なお、天面の右側には電源ボタン、画面表示のオフボタン、ASSISTボタン(サポートツールの「VAIO Care」を起動)が並んで配置されている。

●フルHD対応液晶ディスプレイは光学式タッチセンサーを搭載

 大きな特徴の1つが、液晶ディスプレイだ。従来モデルの20.1型ワイドから21.5型ワイドへと大型化するとともに、画面解像度も1680×1050ドットから1920×1080ドットのフルHDへと拡大した。画面のアスペクト比が16:10から16:9に、解像度がフルHDに進化したことで、デジタル放送やBlu-ray DiscのHD映像コンテンツとの親和性がぐんと高まっている。

 また、デスクトップの作業領域が広がったことで、複数のウインドウを同時に開いての作業がやりやすくなった点も見逃せない。PDFやWebページの資料を見ながら表計算やワープロソフトに入力したりといった場合でも、いちいちウインドウを切り替えたり開閉したりせずに余裕をもって行なえる。21.5型ワイドの画面にフルHDを表示する関係で、ドットピッチは少し狭いが、表示が細かすぎて困るほどではなく、むしろ精細さが画質の印象をよくしている。

 液晶ディスプレイの表面は光沢処理が施されているため、置き場所によっては照明などの映り込みがやや気になるものの、コントラストのはっきりした鮮やかな発色で、輝度も高く、表示品質は良好だ。標準、テレビ、BD/DVDといった用途別の画質モード(色モード)も備えており、表示するコンテンツによって色設定を自動で切り替えられるのは気が利いている。TN方式の液晶パネルなので、下から見上げるような角度では画面が見えにくくなるが、正面近くから映像コンテンツを視聴するぶんにはコントラストや色度の変位が気にならない。

 さらに、最上位機であるVPCJ119FJ/Bは、タッチパネル機能も搭載している。タッチセンサーは液晶フレーム側に内蔵されており、赤外線で画面に触れる指の位置を検出する光学式となっているため、表示画面の視認性を妨げる心配はなく、タッチパネルの採用で液晶の発色や輝度が落ちてしまうことはない。

 タッチパネルの使用感は軽快だ。2点同時認識に対応しており、ピンチ(2本指の開閉による拡大縮小)、回転、フリック(画面を引っかくような操作で戻る/進む)といったマルチタッチジェスチャー機能を含む、Windows 7のタッチ機能が利用できる。プリインストールOSは64ビット版のWindows 7 Home Premiumだ。

 タッチパネル対応アプリケーションとしては、塗り絵などが楽しめるお絵かきソフト「You Paint」、Webカメラで撮影した写真やビデオに指で飾りや文字を入力して貼り付けておける「WebCam Message Board」、壁紙作成ツールやタッチ操作で遊べるミニゲームを収録した「Microsoft Touch Pack for Windows 7」などが用意されている。

●2番組同時のH.264長時間録画に対応した強力なテレビ機能

 非常に強力なテレビ機能を搭載しているのも、VAIO Jの大きな特徴だ。VAIO独自のテレビ視聴/録画/管理ソフトである「Giga Pocket Digital」は、Ver.3.0にメジャーバージョンアップ。それに加えて、地上/BS/110度CSデジタルの3波対応テレビチューナー2基と、MPEG-4 AVC/H.264ハードウェアトランスコーダー(AVCトランスコーダー)2基をMini PCI Express型の小さな基板に凝縮した新型テレビチューナーカードも備える。この組み合わせにより、H.264での長時間録画が2番組同時に行なえるようになった(従来は同時1番組のみ)。

 MPEG-2 TS形式のデジタル放送はデータサイズが大きいため、そのままの形式で録画していくとすぐにHDDの容量が足りなくなってしまう。HDDが1Tバイトあっても安心はできないが、圧縮率を高めても画質を劣化させにくいH.264のリアルタイム録画が2番組同時にできるのは、テレビ好きにはたまらないポイントだ。外付けHDDに番組を録画し、再生することもできる。

 録画時の画質は、MPEG-2 TS形式の直接録画(DRモード)を含めて5種類から選ぶことができるため、映画は高画質で、バラエティや情報番組はそこそこの画質で、といった使い分けも簡単だ。録画設定には画質と容量のバランスに配慮した「HD標準モード」(1920×1080ドット/約4.5Mbps)が追加されている。

 Giga Pocket Digital 3.0の使い勝手は上々だ。番組視聴時では、チャンネルの切り替え速度を従来の5秒前後から3秒前後に高速化するとともに、切り替え時にチャンネル名と番組タイトルを先に表示しておくことで、待ち時間のストレスを軽減する工夫がなされている。

 番組の予約録画は、PCの電源を落とした状態からでも開始できるようになった。録画予約の10分前になると自動でPCが起動し、録画を行う仕組みだ。留守中や寝ている間に番組を予約録画する場合、PCの電源を切っておけるのはありがたい。録画した番組は、ジャンル別、チャンネル別、日時別に自動整理され、連続ドラマなどは番組名のフォルダ内にまとめられるため、大量の録画データから視聴したい番組を探し出すのも容易だ。

 Giga Pocket Digitalには、録画データを解析してチャプターを自動作成したり、フィルムロールで表示したりする機能があるが、このコンテンツ解析を録画時に同時で行うようにしており、録画が終了したらすぐにフィルムロール表示やチャプター操作が可能になっている。これまでは録画後のコンテンツ解析にかなり時間がかかり、PCのパフォーマンスを割く必要があったため、これを2基のAVCトランスコーダーで録画と同時に行えるようになったのは大きな進歩だ。

 録画番組の書き出しについてはダビング10に対応し、BD-R/REおよびCPRM対応のDVD-RAM/-RW/-Rディスクに書き出せる。DVD-Rへの書き出しをサポートしたのは今回からで、より安価なメディアを利用可能になったのは朗報だ。録画時には、CMなどのタイミングで自動的にチャプターが作成され、チャプターを任意に設定したり、いらない部分をカット編集したりしてディスクに書き出せる。

 通常の録画と同時に、プレイステーション?ポータブル(PSP)やウォークマンなどの携帯機器に転送して再生できるデータを作成する機能も進化した。従来機で利用していたワンセグデータ(320×240ドット/128kbps/15fps)ではなく、元の録画データからのトランスコードでより大きなデータ(320×240ドット/768kbps/29.97fps)を作成することで、高画質化を図るとともに、地デジに加えてBSデジタルや110度CSの番組を持ち出せるようになったのだ。

 モバイル機器用の録画データだけを保存し、元の録画データは消去することで、HDDの容量を節約しながら録画番組のライブラリ化を行うことも可能だ。モバイル機器用の録画データは100Gバイトの容量に約310時間を保存できるため、フルHDの録画データよりも大幅に容量を減らせる。

 録画番組の再生では、コンテンツ再生ソフト「Media Gallery」でのおすすめ表示に対応した。録画した大量の未視聴番組をユーザーの好みに応じて、Media Galleryがリコメンドして表示してくれる。また、スポーツ中継の盛り上がったシーンだけを再生する「ダイジェスト再生機能」も進化した。これまでの野球やサッカーに加えて、ゴルフ、バレーボール、テニス、フィギュアスケートが新たにサポートされており、CMだけを省いての再生や、音声付きの1.5倍早見再生も行える。

 そのほか、指定したキーワードや条件に合致した番組、ユーザーの視聴履歴から分析したおすすめ番組を自動録画してくれる「おまかせ?まる録」機能、外部の情報提供会社が持つオンラインデータベースから番組内容やCM内容などを取得して詳細な文字情報で表示する「カタログビュー」機能など、先進的な機能は健在だ。テレビ録画に関連した機能は、民生用のBlu-ray Discレコーダーをも超える充実ぶりで、VAIO Jの大きなアドバンテージといえる。

●ハイレベルの基本性能を各種テストで確認

 ここからはPCとしての基本性能を確かめるため、各種ベンチマークテストの結果を見ていこう。

 Windows 7標準のWindowsエクスペリエンスインデックスの結果は右の画面の通り。CPU内蔵グラフィックス機能を利用しているため、グラフィックス関連のスコアはやや低めだが、プロセッサは6.8、メモリとプライマリハードディスクはともに5.9と十分に高いスコアを出しており、Windows 7を快適に利用できる基本性能を備えていると判断できる。

 PCMark05やPCMarkVantageといった総合的な性能を見るテストのスコアもよい。グラフィックス関連のスコアが相対的に低めではあるものの、弱点というほどでもなく、CPUを中心とした基本的な処理性能は優秀といえる。3D描画関連のテストについては、やはりCPU内蔵グラフィックスだけにスコアが低い。オンラインベースのカジュアルゲームなどなら対応できるといった程度だ。

 ちなみに、より高いスペックを望むのであれば、VAIOオーナーメードモデルでCore i7-620M(2.66GHz/最大3.33GHz)やGeForce 310M(グラフィックスメモリ1Gバイト)も選択できる。

 動作時の静音性についても騒音計で確認した。室温27度、暗騒音32デシベルの室内で本体正面から30センチ離れた場所で騒音レベルを計測したところ、アイドル時や低負荷、YouTube利用時では36デシベル、高負荷時では43デシベルという結果だった。

 テスト時は室温が少し高いこともあってか、特別に静かという印象は受けなかった。静かな部屋ではアイドル時でもファンが回っていることがはっきり認識でき、高負荷時はファンのモーターがうなるような音が少し気になった。もっとも、エアコンやほかの家電などが動作しているようなごく普通の環境ならば、特に気になるほどではないだろう。

●高い基本性能と強力なテレビ機能を備えた“新世代のテレビPC”

 以上、VAIO J店頭モデルの最上位機であるVPCJ119FJ/Bの実力をチェックした。オフィススイートにOffice Personal 2010が付属した構成で、量販店での実売価格は20万円を切っている。

 最近のPCの価格からすれば安くはないが、タッチ操作に対応した明るく鮮やかなフルHD液晶ディスプレイを装備し、高い基本性能と強力なテレビ+Blu-ray Discレコーダー関連機能を備えていることを考えれば妥当だろう。21.5型というデスクにも置きやすい画面サイズと、ボードスタイルならではの省スペース性、VAIOシリーズらしいハイセンスなデザインの魅力も大きい。

 特にテレビの視聴/録画を行う前提でPCの購入を検討しているのであれば、VPCJ119FJ/Bはその期待に高いレベルで応えてくれるはずだ。【鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia】


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引用元:Reign of Revolution 情報局